[Magnardの章]


とある晴れた日に…僕Magnardは、ミッドガルド大陸のフェイヨンと言う街にいた…

かなりの時間歩いていた気がする…
だが・・・もう、どこを歩いてきたのかさえ覚えていない…



なぜだろう…



周りが森に囲まれているから迷ったのだろうか…



だとしたら…この懐かしい気持ちは・・・・・・・・・



そうだ!きっと…何かのショックで記憶を・・・



考えてても仕方が無い・・・
僕を知ってる人がいるかどうか捜してみよう・・・

フェイヨンの街中には、たくさんの人がいた
その中の一人が僕に向かって歩いてきて言った。

「無事、帰ってこれたんだね♪」



えっ???・・・



どうやら・・・僕を知ってる人のようだ・・・
聞いてみよう・・・僕のこと・・・



{あのさ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あんただれ?}
はっ!・・・しまった・・・思わず口走ってしまった・・・



「おいおい、忘れてくれるなよ・・・・・・」



{・・・・・・・・ごめん、思い出せない・・・・}



「はぁ・・・やっぱり・・・ショックで記憶失ったか・・・」


・・・って、ぉぃ・・・知ってるのかよ・・・


「さっき、ポリンにたこ殴りにされてたから・・・
それ見て助けようとしたら、すっごい恐い顔でにらみつけてきたからさ・・・
きっと、修行中なんだろうなっておもってさ・・・」


ん?・・・そういえば・・・体中痛いな・・・


って・・・・・・・・・・


よく見たら・・・傷だらけだ・・・
情けない・・・痛みすら忘れてるとは・・・


{あ・・・}


{なんとなく・・・思い出してきた・・・}


そう・・・彼は僕を助けようとしてくれていた人だった・・・
夢中で戦ってたから・・・思わず睨みつけちゃったんだ・・・

{!!・・・ごめんなさい!}

「あ、いいよ、気にしなくて・・・君の武器ナイフだろ・・・
武器弱いんだから、ポリンは危険だよ」


{あ・・・・・・}

そういえば・・・今まで・・・ずっとナイフで戦ってた・・・
買い換えないとな・・・今まで集めた収集品でも売って買い換えよう
でも・・・武器屋・・・どこだったっけ?
ついでだから聞いちゃおっと♪

{すいません・・・武器屋さんって、どこでしたっけ?}

「あ、ファルシオンでよかったらあげるよ」

{えっ!!いいんですか???}

「うん、いいよ。どうせもう使わないし
君が使ってくれるなら・・・ただし、ただとは言わないよ」

{安く売ってくれるなら、ありがたいです♪}

「ホントは500Zenyなんだけど、200zenyでいいよ。使い古しだから」

{わ〜い、ありがとうございます♪収集品売ってきますね}

「あぁ、じゃ、門の前で待ってるよ」

早速、収集品売らなきゃ!
収集品商人・・・収集品商人・・・

いた!

{おっちゃん、これ全部でいくら?}

「ん?ゼロピー20個に綿毛が20個か・・・全部で140Zenyだな」

うっ!足りない・・・ど・・・どうしよう・・・

「おい、急いでくれよ!他の客が待ってるんだ。」

{あ、よろしくたのむよ}

「じゃ、140Zenyだ、確認してくれよ」

{OKちゃんとあるよ、ありがとな、、、おっちゃん}

「・・・・おっちゃん・・・くそガキが・・・」



さっきの人は・・・っと・・・
門の前に・・・いるけど・・・お金足りないんだよなぁ・・・

ん???
あの女の人なんか持ってる・・・近くいってみてみよ

【やわらかな毛売ってください】

あっ・・・確か・・・1個持ってたぞ・・・
道具袋から出して見せて聞いてみよう。

{あのぅ・・・これの事ですか?}

「そうそう、それですぅ。売ってくださるんですか?3000Zenyで買いますけど」

!!!!!!!!!!


{まぢ・・・ですか???まぢなら・・・売りますよ}
とりあえずお金がほしいからラッキーだ。
お譲りしよう♪

「じゃ、わたしから去来しますね」

よし、先に3000Zeny確認できたし・・・
ここに入れればいいのかな・・・

「ありがとうございました〜(*^_^*)」

ちゃんと受け取ってくれたみたいだ・・・よかった・・・

お金も出来たし、門の所に戻ろう♪



{お待たせしてすみません・・・}

叫びながら彼の所に戻ってきた。
えっと・・・200Zenyだったな

{お金先にお渡ししますね}

去来バッグに200Zenyを入れて渡した

「OK、じゃ、ファルシオンね」

去来バッグが帰ってきた♪
中にファルシオンが入っている

{ありがとうございました♪}

「あ、そうそう、いい武器手に入れたからって、無茶しちゃ駄目だよ。」

{はい♪}

「それじゃ、またね」

{あ、名前教えてもらえませんか?}

「ただの通りすがりの商人ですよ♪またいつか会えるでしょう。でわ♪」

あ・・・行っちゃった・・・

ま・・・いつかまた会えることを祈りますか♪

よし、僕も…商人目指そう

いい武器を手に入れたことだし早速いきますか〜


・・・ポリン・・・ずいぶん弱くなってきたな・・・

あれから、ずいぶん頑張ったからなぁ
そろそろ、転職考えなきゃな

ようし商人になるためにアルベルタを目指そう♪

マップで調べてっと・・・・・・・・・

ここからだと南東か・・・

レッツゴーやな

ひたすら歩く・・・無言で歩く・・・



・・・・・



そして・・・・



迷う・・・・


ここどこ・・・・

マップをもう一度眺めて見る・・・

わかるはずも無く・・・・路頭に迷う・・・本気で迷子になったようだ・・・

誰かに・・・聞かなきゃ・・・

でも・・・・・・・・・・・

だれもいないしぃ・・・

仕方ない・・・こうなったら!

{そこに道がある限り!必ずどこかに続いている!!!}

声を出して気愛を入れてみる♪

そして、アルベルタがあると思われる方向に
ひたすら歩きつづけること・・・2時間・・・

やっと・・・アルベルタの門が見えてきた・・・

{ふぅ・・・助かった}

って・・・別に遭難したわけではないが・・・

やっと到着♪

一路商人組合へ・・・




ヽ(´・`)ノ フッ・・・


さすが・・・初めての街だ・・・

迷いました・・・

ってことで・・・

大声で叫んでみる・・・

{商人組合ってどこですかぁ?}

と・・・
一人の方が・・・反応してくれた・・・
指を指して・・・


「そこ・・・」


{Σ( ̄□ ̄;)!!}
{ほ・・・ほんまや・・・・・・・書いてあるやん・・・}

こっぱずかしい思いをしつつ

恐る恐る・・・商人組合の扉を叩く・・・

{こんにちわ・・・}
{あの・・・商人になりたいんですけど・・・}

「ん?商人希望か?
それなら、試験を受けてもらうぞ」

{はい!頑張ります}

「・・・別に頑張るほどの事でもないのだが・・・
モロクにある道具商人に合って来てもらいたい
商人として、やっていくなら方向音痴じゃだめだからな」

{ギクッ・・・わ・・・わかりました}

「あぁ・・・それと・・・組合費3000Zenyだが良いか?」

{はい!一括でお渡しします}

3000Zenyを渡す・・・

「じゃ・・・モロクの道具屋に行ってきてくれ
無事戻ってきたらはれて君も商人の仲間入りだ」

{はい♪でわ、行ってまいります。}

よ〜し、モロク目指して

しゅぱ〜つ!!!

で・・・・モロクってどこ・・・・・・

ま・・・何とかなるか・・・

レッツゴー!


憧れの商人になる為の
試練を受ける事になった僕は

砂漠の街モロコを目指す事になった


が・・・


たぶん迷うだろうな・・・

商人になるなら方向音痴じゃ駄目って言われたけど・・・


正直・・・自信が無かった・・・

とにかく・・・頑張ってみよう・・・

いや、しっかり方向を把握できるように努力しよう!


さてと・・・マップだと・・・モロコの位置は・・・


!!


遠・・・・


これは、かなり骨だぞ・・・

とりあえず・・・フェイヨンで補給してと・・・
そこからは・・・ノンストップか・・・

・・・ヒヨコ島辺りで露店開いてる商人様いたら休憩しよう・・・


よし!

モロコ目指して!      出発!


フェイヨンまでは、来る時に散々迷ったのでもう迷う事は無い♪

問題は・・・フェイヨン以降・・・
砂漠まで出られれば・・・後は山沿いに・・・

ま・・・迷った時は・・・また・・・気愛で切り抜けるさ・・・

とか・・・考えながら第一の補給地フェイヨンへの旅路♪
時折モンスターを相手にしながら・・・
ひたすら歩く・・・

ホントに迷うことなくフェイヨンまでたどり着き

ポーションなどを買い溜めしておく

しばしの休憩である・・・フェイヨンの入り口門の所で

ゆっくりまったり・・・




ウトウト・・・


(-_-).。oOO ・。・。・。


(-.-)Zzz・・・(_)パチッ!


はっ!
居眠りしてしまった・・・


先を急ごう・・・
ここから、最大の難所・・・森の中へ・・・

{砂漠〜は〜〜どこ〜で〜す〜か〜♪}

鼻歌歌いながら歩く・・・歩く・・・歩く・・・



そして・・・やっぱり・・・


迷子です・・・

{ちくしょ〜〜〜}

叫びながらポリンなど相手にしてみる・・・

もちろん・・・マップを確認しながら・・・


!!


マップをよく見てみると・・・
ある法則に気付く・・・

そう
道らしき物があるのだ・・・

もしかして・・・と思い・・・

道・・・らしき物に従い歩いてみる・・・





!!!!!!!


ひよこ島!!!

到着〜〜♪

だが・・・露店を開いている商人様は・・・


一人もいない・・・

仕方が無いので・・・素通りすることにした


後はモロコまで山を目印に行けば・・・たどり着けるだろう・・・


ひたすらマップに従い歩きつづけ

モロコまで後少し・・・

さすがに・・・疲れが・・・モロコに付いたら

まず休もう・・・


それにしても・・・・・・・・暑い・・・

フェイヨン育ちの僕には、きつい暑さだった・・・

へろへろに、なりつつ・・・モロコ到着・・・

なるべく涼しい所に陣取り

しばし休憩♪

ぼ〜っとしながら・・・ふと辺りを見回してみると・・・

商人様がいっぱいいる・・・

目的の道具商人様は・・・見つけられるのだろうか・・・



不安がよぎる・・・



ここまで来る間に・・・多少の情報は仕入れたつもりだ・・・

目的の道具商人様は・・・モロコの南西の建物にお住まいだという・・・
あと、その商人様の名前は、ドボラックという名前であると言うことである・・・

まぁ・・・いざとなったら・・・片っ端から捜すさ・・・

とりあえず・・・モロコ南西へ行ってみよう・・・







・・・・あぅ・・・

なんか・・・他とは違う建物が・・・

もしかして・・・ここ?・・・なんてことないよな・・・

とりあえず入ってみよう・・・



・・・・・・・・・・・・・・・人がいる・・・

聞いてみよう・・・

{あの・・・ドボラックって方、知りませんか?}

「ん?私だが?もしかして、Magnard君かね?」

{あ・・・はい!そうです}

「商人組合から、知らせが入ってるよ
じゃぁ、この証書を持って商人組合に行ってくれ」

{はい♪}
らっきー♪

「商人に転職できたら、また遊びに来てくれよ
私は、いつでも歓迎するぞ」

{は〜い♪では、商人組合に戻りますぅ}

今日は、ついてる♪
すぐに見つかって良かった〜

さてと・・・アルベルタに戻りますかぁ


よいしょっと・・・

ここはモロコ・・・僕は証書を持って
アルベルタに向かう準備をしていた・・・

アルベルタに着けば
商人に転職できる♪

期待に胸を膨らませながら・・・たびの準備を進める

準備も1段落して・・・まったり休む

帰りなので・・・もう道に迷う事は無いだろう
その点が、安心してまったりできる要因でもある♪

が・・・

僕の性格上・・・






あまりのんびりなんてできないよ〜

早く転職したいから急いで出発♪

見かけたポリンやファブルを叩きつつ

先を急ぐ・・・


途中・・・ウルフに仕掛けて・・・
危なく致命傷を負うところだったけど

小走りで進む




通りすがりの商人様に格安で頂いたファルシオンは
いまだに愛用の武器さ♪

よ〜し
フェイヨンに寄っていこう

あの商人様いるかなぁ


と、、フェイヨンの門前に到着した時・・・

突然・・・声をかけられた・・・

「おっ、ずいぶん逞しくなったね♪」




Σ( ̄□ ̄;)!!





ほんまにいた!


{お・・・お久しぶりですぅ}

「って・・・まだ・・・ファルシオン使ってたの?」

{はい!商人に転職するまでは使おうと思って…}

「はははっ、・・・で予定はいつなのかな?」

{あ、今モロコまで行ってきて
これからアルベルタに戻る所です♪}

「おぉぉ、よし、じゃぁ、まだちょっと早いけど
これ、お祝いに上げるよ」

商人様は、おもむろにレイピアを取り出して言った

{えっ!・・・・これって高いのでわ・・・(^_^; }

「今回は、お祝いだからお金は頂かないよ」

{ま・・・まぢですか・・・}
あたふた・・・

「もちろん、受け取ってくれるよね♪(-_☆)」

うっ・・・なんか怖いです・・・

{あぅ・・・ありがたく頂戴いたします・・・}

「うん♪素直でよろしい♪
じゃ!頑張ってアルベルタ行きなさい♪」

{はい!}

思わぬ・・・お祝いに戸惑いつつ・・・

フェイヨンに寄る事も無くアルベルタを目指す・・・






道中何事も無く・・・アルベルタに到着

早速、商人組合へ♪

{おじゃましま〜〜〜す}

!!!!!

ん?

なにか・・・服事様が2人ほどいる???

まぁ・・・いっか・・・

{Magnardです♪証書お持ちしましたぁ}

「おぉ、ご苦労さん、これで君も商人の仲間入りだ
これから、頑張れよ。」

{はい!}

《アンゼルス》
《アンゼルス》

ゴーン
ゴーン

「転職おめでとうございま〜す」
「転職おめでとうございま〜す」

あわわわ・・・

びっくりしたぁ・・・

{あ・・・ありがとうございます(*^。^*)ポッ!!}

お祝いの為の服事様達だったんだ・・・
かっこいいなぁ・・・

でも、もう商人になっちゃったし・・・

ようし、これから商人としてがんばるぞぉぉ

[Magnardの章] 〜転職編〜 完